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人生を大峰山を開山した修験道開祖役行者は優婆塞(在家において仏法に学ぶ行者)にして、世の中の様々な矛盾や厳しい現実に立ち向かわれ験徳修行を貫かれました。弟子に裏切られたり悲しい事も多く経験されたと云われています。
山あり谷ありの人生であったと伝えられています。
この俗世における仏法を学ぶ修行の御姿に、現在の在家山伏も多くを学ぶ道を開き1300有余年の山あり谷ありの年月を経て、奇跡的に現在に至るまで残されています。

俗世において「生きる」とは、
マラソンの様なものである。
速く走る人、ゆっくり走る人、様々である。
全ての人が、完走を目指しています。

「寿命」とは、
マラソンコースのよなものである。
5kmコースもあれば10kmもある。
ハーフマラソンもあれば、フルマラソン42.195kmもある。
又、アースマラソンもある。

「運命」とは
1位もあれば、2位もある。
タイムオーバーもあれば、途中棄権もある。

「死」とは
それぞれの人がそれぞれのマラソンにチャレンジし、
それぞれの形で果たした事。

「修行」とは
それぞれのマラソンコース、
与えられた寿命・運命を全うする為のもの。

死は寂しい終わりではなく、人生の完成であります。

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