大峰山の山伏の衣装 大峰山TOP
大峰山山伏の正装です。

頭襟(ときん) 
結袈裟(ゆいげさ) 
磨紫金袈裟(ましこんげさ) 
略袈裟(りゃくげさ)
最多角念珠(いらたかねんじゅ)
錫杖(しゃくじょう)
金剛杖 (こんごうづえ )
鈴懸(すずかけ) 
引敷(ひっしき)
螺緒(かいのお)
法螺貝(ほらがい)
手甲・脚半(てっこう・きゃはん) 
地下足袋(白)
斑蓋(桧笠)   (はんがい )
笈  ( おい)
桧扇  (ひせん )
衣装の補修
頭襟(ときん) 

大日如来の五智の宝冠をあらわし、十二のヒダがある









結袈裟(ゆいげさ) 

修験道専用のお袈裟で九条袈裟という袈裟を折りたたんだもの六つのフサは六波羅蜜を表す












磨紫金袈裟
修験道中興の祖聖宝理源大師が大峯山再興の砌、修行甚だしきにより太師の袈裟破損したるを猿いできたりカツラの弦をもちきたり、袈裟を結て太師の御首にかけたとの伝承の袈裟。










略袈裟
お礼参り各寺院参拝の時にかける。
最多角念珠(いらたかねんじゅ) 
最(いら)とは、最上(これより上は無し)であり、多(た)は煩悩が多い事、角(か)は煩悩を打ち砕くという意味であり、その形は智剣を表すのである。また念珠の念は、念念続き起される煩悩という意味であり、念珠の珠とは、祈念即法界というように念ずる事により法界に通ずるという意味であります。つまり、念珠とは煩悩即菩提を表しているのです。また母珠を以て仏界とし、緒止めを以て衆生界とするのです。


錫杖(しゃくじょう)

錫杖は人々を悟りに導く智杖であり、四輪・六輪・十二輪とあるが、修験者は六輪の菩薩の錫杖を用いる










金剛杖 (こんごうづえ )

修行に用いる杖であると同時に法界塔婆である。即ち、金剛杖は大日如来を表すと共に行者の法身を表すものであるからこの杖を持つ事は我即大日を示しているのであります。









鈴懸(すずかけ) 

修験道の入峰修行の法衣。鈴の字は五鈷鈴を、懸は金胎の曼荼羅をかけて修行することを表す.












引敷(ひっしき)

行者が獅子に乗ることによって法性に入ることを表し、実用には岩角等に座する用具。


[参考]皮を柔らかくする方法


















螺緒(かいのお)

山岳修行において岩場を登る時や危難の時にこれを解いて用いる用具。









法螺貝(ほらがい)

釈迦如来の説法でありこの音を聞くものは煩悩を滅し悟りを得るのである。また法螺の音は獅子吼とも呼ばれ、百獣の王の声であり全ての動物を服従せしめる威力を持つということから、これを仏の説法であるとするのである。吹き方は立螺秘巻を参考されたし。






手甲・脚半(てっこう・きゃはん)

手・足の保護のために用いる用具。











地下足袋(白)

大祭等に履く。






斑蓋(桧笠)   (はんがい )

雨や日差しから身をまもるだけの物では無く、行者がかぶる時は行者自身が仏であるから、天蓋と感じなければならない。形が丸いのは、金剛界の月輪を表し、頂上の三角は胎蔵界の八葉蓮華を表す事により、金胎不二の天蓋の下に仏である行者がいる事を表す



笈  ( おい)

修験行者が入峰の際用いる法具等を入れる箱である。先達は、不動尊の八種の法具を納める。教理的には一切衆生の悲母の体相を表す。笈には二つの形式がある。正先達が用いるのを縁笈といい、新客が用いるのを横笈という。縁笈は長さ一尺八寸【十八界】横一尺二寸【十二因縁】で笈板の周囲を皮でふさぎ縦一尺三寸【胎蔵界十三大院】横九寸【金剛会九会】の背板をあてる。笈は峰中十界修行に於いて行者【胎児】を抱く母の母胎で、入峰者が笈を背負う事は母胎に住する事を示すといわれる。横笈は人の皮膚、板は骨、箱の中の五穀は肉、笈の紐は血管を示す、更に笈に被せる斑蓋は母胎の衣那で、貝の緒はへその緒であり、これで母子を結ぶといわれる。


桧扇  (ひせん )

外儀ではこの扇で護摩の火を扇ぎその火力を増すのであるが、実を取れば自性の智火に解脱の慧風(智慧)を加え、煩悩に見立てた薪を焼き尽くす事を以て内観とするのです。また山伏が峯入りする時の正装である持ち物の一つであり、願文などを読む時などは、扇を腰に差し、その扇の上に包み紙や念珠等を掛けるのであります。


衣装の補修
布と布の接着にはアイロンで簡単に両面接着出来るシート、テープ、マジックが有ります。
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