胎蔵界(たいぞうかい)  ▲大峰山
金剛界 (こんごうかい) と対になり,密教における2種法門の一つ。胎蔵とはサンスクリット語 garbha-kośaの漢訳語で,一切を含蔵する意義を有し,また母胎中に男女の諸子を守り育てる意義を有している。因徳を成じて果徳に同じる胎蔵界を蓮華が開くことにたとえて蓮華胎蔵といい,仏の大悲が衆生を守護して育てることを,母胎が子を養育することにたとえて胞体胎蔵という。