大峰山ようお参り
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世界遺産 大峰山(山上ヶ岳 標高1719m)
大峰山登山参拝の御案内 
 修験道根本道場 山伏の聖地 修行の御山 大峰山での入峯修行

過去を悔やまず
未来を憂えず
今を全うする
大峰山  安全性 山伏・修験道  1日目 2日目  参加費 登山予約  ご質問 
大峰山 清浄大橋
  私共は大峰山に、1年かけて、体を鍛え、精進し、毎年7月の第一土曜日曜日に、皆様と共に、ワイワイ言いながら、時には喧嘩しながら、汗をかきながら、風に吹かれながら、雨に打たれながら、色んな事が有りながら、皆様と共に力を合わせて、この御山で修行させて頂いております。そして、何とか無事に、女人結界門を潜り出、参拝のお仲間皆様の、無事を知らされ、この清浄大橋を渡るとき、安堵感が溢れ、色んな思いが溢れ、大峰山」に、皆様に、森羅万象に、感謝の気持ちが溢れます。
大峰山護持院櫻本坊
大嶺講 正大先達
総務長・登山幹事長
澤田 進
072-851-1301

お問い合わせ
 
人は皆一人ポツチじゃない 人は皆繋がっている 仲間がいる 大峰山にいる
大峰山の清浄大橋が 出迎えてくれる
 
 大峰山登山参拝 1日目 令和7年7月5日(土曜日)
大阪より出発(7:00)⇒阪神高速「文の里」料金所より阪奈道⇒大淀ビジターセンタ一(8:00)⇒黒滝みちの駅(8:50⇒一路洞川大橋へ(9:45)。⇒洞川の宿場町→大峰山 登山口の大橋茶屋で昼食⇒遥拝所にて読経(10:30)⇒結界門前にて行列配置⇒後大峰山上へ入山(11:00)。【女性行者は大峰山蛇之倉岳へ】⇒一ノ世茶屋跡⇒一本松茶屋⇒お助け水(12:00)⇒洞辻茶屋でタスキ掛け⇒出迎え不動明王にて読経⇒松清茶屋で大きい荷物預ける⇒表の行場(鐘掛け岩西の覗き)⇒山上宿坊にて読経⇒裏行場大峰山寺 山上本堂護摩修行(15:30)⇒後下山⇒秘密の行場(山上から松清茶屋)⇒結界門にて感謝一礼(18:00)⇒バス⇒洞川温泉(18:30)入浴⇒入峰修行、一日目修行の直会(19:00~21:00)⇒宿泊。 
 【お断り】新型コロナ感染対策により、下記内容が少々変更の場合が御座います。
 
大阪・JR天王寺駅東口






JR天王寺東口から100m程
東にバスが留っています。
【大阪・天王寺集合】
天王寺集合6:30、天王寺出発7:00厳守でお願いします。
※JR天王寺駅東口(切符自販機側)を出て左(東)側を100mほどの所。
人数確認の先達(山伏衣装着用)に氏名をお伝え下さい。
【注意】
乗り遅れた場合は、費にてタクシー等、途中休憩所で追いつくか、又は、大峰山・登山口大橋までお越し下さい。出発7;00時は厳守と致します。
尚、参加費の返却は不可。

出発当日昼食(登山の前)だけは、自己負担ですので、おにぎりか弁当か、
又は登山口のうどん屋で食事して下さい。(素うどん・そばで600円~700円位です)

☆必要なお金は出発当日の昼食のみです。

【大峰山到着までのバス車中での御案内】
少し忙しいですが御協力お願いします。
●先ず大峰山・山上ヶ岳入山者署名(氏名・住所・電話番号)
●山上大峰山・山上ヶ岳 裏行場入場者署名(氏名・住所・電話番号)
※大峰山・山上ヶ岳入山者(表の行場)名簿と注意・書式同じです。
他、任意(有料)でバス中で下記の注文伺います。
※出来るだけ、お釣りのない様、小銭をご用意下さい。
●大峰山寺(山上)のお札・・・1000円
(翌日、櫻本坊護摩供後お渡し)
●大峰山護持院桜元坊のお札・・・1000円
(翌日、櫻本坊護摩供後お渡し)
●吉野聖天護摩木・・・300円/1本
(日本最古の櫻本坊の吉野のお聖天さん敬讃大護摩供、毎年10月1日)
l護摩木にはお願い事・氏名・数え年を、筆か水性マジックでお書き下さい。

家内安全 商売繁昌 社運隆昌 厄除開運 進学成就 無病息災 眼病平癒
健眼加護 良縁成就 心願成就 身体健全 交通安全 当業繁栄 開運招福
学業上達 息災延命 当病平癒 災難消除 安産如意 報恩謝徳


護摩木は翌日バス車中にて回収致します。

バスは40分ほどで大淀に到着トイレ休憩(10分)、
40分ほどで黒滝(道の駅)トイレ休憩(10分)、
40分ほどで洞川、大橋茶屋に到着。
  
大淀ビジターセンター
【道の駅大淀】
天王寺から約1時間です。トイレ休憩。
トイレをしない方もエコノミー症候群防止で動いておいて下さい。
店のスグ奥(画像の左側)にトイレが在ります。

道の駅・黒滝 
【道の駅黒滝】
大淀から約50分です。トイレ休憩。
トイレをしない方もエコノミー症候群防止で動いておいて下さい。
画像で建物と建物の間を10m程進んだ左側にトイレが在ります。
  
大峰山・洞川温泉街
【洞川の宿場】
大峰山の宿場町洞川を通過、ここでは降りません。
大峰山下山後の今夜の宿泊所は、
※〒638-0431
奈良県吉野郡天川村洞川251
 西儀旅館
 
 (大峰山登山口から約4Km)
   TEL 07476-4-0339
 
大峰山・大橋茶屋


大峰山・大橋茶屋のメニュー


大峰山・大橋茶屋店内
【大橋茶屋】
大体例年AM9:45頃大橋茶屋に到着します。
到着すれば、昼食(自己負担)ですが、
着替え等の
はバスから出して、西儀旅館(当日宿泊)の車に乗せて下さい。
西儀まで運んでくれます。西儀のロビーに置かれますので、
大切なものはお持ちください。
下記に注意下さい。●貴重品は登山に持って行って下さい。
●貴重品は絶対に落とさないようにウエストポーチ等で、
 身に付けてください。


「西の覗き」では、逆さになりますので、行前に貴重品・メガネ等は預かりますが、
他の行場でも、胸ポケット等から落とす場合が有ります
落とせば谷底ですから回収不能です。
●当日の体調が思わしくない方は無理をせず、
 今回の入山はあきらめて下さい。
●登山中途に数軒休憩茶屋があります。
飲み物・葛湯等売っていますが、山ですから値段は少々高目です。
尚、丁度登山中間位に「お助け水」があります。
無料ですが、過度に飲み過ぎ無い様にして下さい。
●持病のある方は薬・飴等忘れないようにして下さい。
●登山及び行は無理は、しないようにしてください。
勿論全ての行場を強要することも有りません。
又、気分等に支障が出た場合は必ず申し出て下さい。

大峰山は多くの講(グループ)が登りますので、
大嶺講と他の講と間違えないようにして下さい。
登山途中は可也バラケますが、大嶺講の先詰先達と、
後詰先達の間に位置し、担当先達から離れない様にして下さい。
当講は人数が多いので他講に道を譲る場合は、
出来るだけ山側に身を寄せるか、谷側でも十分に気を付ける様に、
お願いします。ヨウオマイリ。
 
大峰山・洞川温泉街
 【洞川の宿場】
大峰山の宿場町洞川に到着。
 
大峰山・大橋茶屋

【大橋茶屋】
大体例年AM9:45頃大橋茶屋を通過します。
大橋茶屋で昼食。大体うどん、そば等600円くらい。


 
大峰山・大橋駐車場の便所
 【大橋駐車場のトイレ】
大橋茶屋駐車場(大橋食堂から約30m程)にトイレが在ります。
平成28年くらいに建てられた近代的なキレイなトイレです。
男性用で確か大4・小6くらい。女性用も勿論在ります。
よく掃除もされていて、トイレットペーパーも完備されています。
キレイにお使い下さい。
 
大峰山・清浄大橋
【清浄大橋】
入山の前に清浄大橋を渡り、世俗の垢、欲や煩悩を捨て、心清浄にして大峰山に入峯下さい。 右側約10mに遥拝所(ようはいじょ)が在ります。

また、左側に手水が在ります。
【参考 清めの作法】
まず、右手に柄杓(ひしゃく)をもって、水盤から水を汲み、左手を清めます。次に、左手に柄杓を持ち替え、同じように水を汲んで、右手を清めます。そして、また右手に柄杓を持ち、左手に水を注ぎ、その左手に受けた水で、口をすすぎます。この時、決して柄杓の水を口で直接受けてはいけません。最後にふたたび右手の柄杓で左手を清め、柄杓を伏せて水盤の上に置きます。
 
大峰山・遥拝所
 【遥拝所.】
大峰山登山参拝、山上ヶ岳、蛇の蔵、滝行。老若男女大峰山参拝参加者全員の、無事満行成就を祈願して読経。

ここから男性行者は、大峰山山上ヶ岳入山
女性行者大峰山蛇之倉岳へと向かいます。

 
大峰山・女人結界門
【女人結界門】
女人結界門、一礼して入山。
ここから先は女人の入場は禁止、女人禁制となっています。

参照:山上ヶ岳登山マップ
 
大峰山・一本松茶屋
 【一ノ世茶屋・一本松茶屋】
一ノ世茶屋は今は小屋が無く跡地のみ。通り過ぎて、一本松茶屋は無人ですが小屋は在り座れます。しばし休憩。
当講は老若様々の方の、全員の無事満行を目指します。歩く速度も一番足のおそい方に合わせますので、早いと感じる場合は先達にお伝え下さい。
 
大峰山・お助け水
【お助け水】
中間位の所に「お助け水」が在ります。
大峰山では雨が多く、水が濁っている場合もあるので、よく見ること。
透き通っていても、あまり飲み過ぎない事。
お助け水は、お参り前の清浄水ではないが、礼儀として直接柄杓に口を附けない事。
参考⇒清めの作法
 
吉野まで約24km
 【吉野からの合流地点】
洞辻茶屋の左側手前に立て看板が有ります。
吉野からくる場合は、この洞辻茶屋にたどり着きます。
看板に吉野まで約24kmとあります。
 
大峰山・洞辻茶屋
洞辻茶屋】
 大峰山山頂近くで洞辻茶屋に到着。
また新客さん(初めての方)は、「サラシ」を先達に付けてもらって下さい。
「サラシ」は行場で、ふらついた場合に、先達が掴んで手助けする為に付けます。
又「サラシ」は赤ちゃん用品の店で売っています。例えば西松屋・赤ちゃん本舗等.。
アマゾンでも通販されてます。

洞辻茶屋の登り方向左裏側にトイレ有ります。
小が5個・大が1個。
 
大峰山・出迎え不動明王
【出迎え不動明王】
よく来てくれた大峰山へ。ようこそようこそ大峰山へ。

洞辻茶屋のスグ右側のお不動さんの前で経読。無事満行を祈念します。
大峰山は験徳の修行、修験道の根本道場であります。
観光気分で絶景や行場を遊び心で臨める御山では御座いません。

少し歩けば陀羅尼助茶屋で、通り過ぎると松清茶屋です。
 
大峰山・松清茶屋
【陀羅尼助茶屋・松清茶屋】
陀羅尼助茶屋を通り過ぎ、松清茶屋に到着。
ここを通りスグ左に「表の行場」に入ります。行場は手足を同時に使いますので、この松清茶屋で杖・かさ等預けてください。貴重品は持参の事。

【注意】帰りには預けたものを忘れない様に。他人のものと間違えない様に。
この茶屋の先代は、元大阪府警の刑事さん。名物オヤジさんでした。
水を置いてくれています。コンペイトウも。
杖に焼印(有料)も押してくれます。
 
大峰山・表の行場
鐘掛岩
【小鐘掛岩】
大峰山・表の行場の最初の行場です。
慌てず前の方と詰め過ぎず離れすぎず登って下さい。
 
大峰山・表の行場
裏階段
【裏階段】
裏階段に入ったあたりで、「六根清浄・懺悔懺悔」の掛け声を掛けて登ります。
因みに六根とは眼、耳、鼻、舌、身、意を指します。つまり視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感と、意識といういわば第六感にあたる、人間の認識の根幹である。それが我欲などの執着にまみれていては、正しい道を往くことはかなわない。そのため執着を断ち、魂を清らかな状態にすることを言います。
 
大峰山・表の行場
鐘掛け岩
【鐘掛岩】
標高1620mの地点です。10mほどの高さです。常に風が強い。強すぎると行いません。
山先達の足の運びをよく見て足を運んでください。
ここも慌てず前の方と詰め過ぎず離れすぎず登って下さい。
一番上では鎖を持って、右足を岩にかけ、そして左足を右足に交差するように岩にかけ、この時、岩とは反対側に身体が向くので怖いですが、そのあと右足を岩にかける為ですので、しっかり鎖を持って、先達の指示に従い、落ち着いて登って下さい。
「鐘掛と
問うて尋ねて
来て見れば
九穴の蔵王
下にこそ見れ」
南無高祖神神変大菩薩
南無大日大聖不動明王
オンアビラウケンソワカ 
 
大峰山・表の行場
西の覗き
【西の覗き】
左の画像で、左綱が嶺務郎会の山の先達、右綱は講のJ先達。
先ず帽子や眼鏡。ポケットの物。携帯電話、財布等すべて当講の持ち物係の先達に預けて下さい。逆さに吊るされるので、落とせば断崖絶壁、取りに行けません。

綱係の先達に綱をかけてもらう。脇を締めて絶対に綱から抜けない姿勢を保って下さい。

周辺で見ている方は、絶対に崖の前の方には危険ですから行かないで下さい。

終われば歌詠みしますので、歌の前でお待ち下さい。
「ありがたや
西の覗きに懺悔して
弥陀の浄土に入るぞ嬉しき」

南無高祖神神変大菩薩
南無大日大聖不動明王
オンアビラウケンソワカ 
 
大峰山・表の行場
お亀石
左手前に役行者様
 【お亀石】
役行者様の右上にお亀石の囲いが見える。
ここで歌詠みします。
「お亀石
踏むな叩くな
杖つくな
避けて通れよ
旅の新客」

南無高祖神神変大菩薩
南無大日大聖不動明王
オンアビラウケンソワカ 

伝説には役行者様がお亀石に乗り熊野まで飛んだと言われています。
 
大峰山護持院宿坊
案内の立て看板
【護持院宿坊と大峰山寺の分岐点】
大峰山護持院宿坊の看板が見える。
左へ行けば護持院宿坊へ進んで下さい。
尚、右へ行けば大峰山寺本堂へ行きます。
  
大峰山護持院櫻本坊宿坊
【大峰山護持院櫻本坊宿坊】
登山方向向いて右側にて櫻本坊宿坊で休憩。
暖かいお茶が用意されています。
宿坊奥に便所も有ります。
休憩の後、全員で経読。

その後天候が良ければ裏行場に入ります。
裏行場に入る前に宿坊前にて一列に整列して人数確認します。
道らしい道がないので、前の人と離れないようにして下さい。
先達は要所要所に配置して誘導すること。
各行場では山先達の言う事をよく聞いて、手足を運んでください。
体調の悪い方、自信の無い方は、先の階段を登れば【大峰山寺本堂】が有るので、そこで待ってください。
 
大峰山・裏の行場
不動登り岩
【不動登り岩】
ここから大峰山・裏行場ですが雨天は危険ですので致しません。
雨の多い地域で裏行場に入れるのは5年に1度くらいです。

大峰山・裏行場の最初の難行です。
断崖絶壁では無いが事故の多い行場。
木の桟橋も岩もツルツルしている。
前の人と、つめ過ぎず離れすぎずで、前の人の手足をよくみる事。
山の先達の言うことをよく聞く事。
 
大峰山・裏の行場
胎内くぐり
【胎内潜り】
大峰山裏の行場・胎内潜りは、足元(木の桟橋)が滑りやすいので気をつけて下さい。
ツルツルです。
 
大峰山・裏の行場
東の覗き
【東の覗き】
過去に死亡事故が有り、現在は封鎖されています.。
平成27年に蟻の戸渡で死亡事故があり、
その先の行場、東の覗き・蟻の戸渡・平等石は致しません。

その昔は、手前の岩から役行者さん(写真手前)の岩へ、
そして更に(写真奥)東の覗きの岩へと、跳んだと言われております。
写真には写っていませんが、足元に鎖2本をそれぞれの手で掴み、
左足から降りて下さい。
 
大峰山・裏の行場
蟻の戸渡り
【蟻の戸渡】
大峰山・裏行場の蟻の戸渡では、平成27年死亡事故以後致しません。

その昔、新客さんが、「どこを登るの?」と言う程、狭い岩場を登ります。
最近まで行場頂上に動く岩(ごとごと岩)があったのですが、
現在は取り除かれています
 
大峰山・裏の行場
平等岩
【平等岩】
大峰山・裏行場の平等岩は、平成27年以後致しません。

大峰山・裏行場最後の難行。
断崖絶壁の岩を命綱なしで、廻り込みます。
岩の頂点をしっかり手で掴んで、身体を岩から離さないようにして、山先達の指導をよく聞いて足を運んで下さい。
 倶利
大峰山・裏の行場
倶利伽羅不

【倶利伽羅不動】
大峰山・裏行場の倶利伽羅不動で裏行場最後の歌詠み。
「平等石
廻りて見れば阿古瀧の
捨つる命は
不動倶利伽羅
南無高祖神神変大菩薩
南無大日大聖不動明王
オンアビラウケンソワカ 

 
大峰山・山頂の
湧出岩
 【湧出岩】
大峰山山頂の大峰山寺向かい側のお花畑を左に曲がると、湧出岩があります。
役行者が一切衆生の過去・現在・未来救済の祈願の折、金剛蔵王大権現が現れ出でたといわれています。修験道の行者問答にもその旨が伝えられています。
湧出岩で、般若心経一巻読経。
 
大峰山・山頂の
大峰山寺
【大峰山寺】
大峰山の山頂に在る大峰山寺本堂に先達・新客とも全員履物を脱いであがります。
寺内は暗く、同じような履物なので、履物を置く位置を覚えておき、他の人の履物と間違えない様にお願いします。
大峰山寺本堂にて護摩供厳修します。

尚、九重のお守りも、ここでお求め頂けます。
護摩供の後、必ず本堂前に全員集合下さい。


【下山 大峰山寺から松清茶屋】

事故多発地点です。今一度注意力を高めて下さい。
私共はこの区間を最も注意の要する区間として、
【秘密の行場】と勝手に呼んでいます
 
大峰山宿坊
【護持院宿坊】
上りで休憩、読経させて頂いた大峰山護持院の櫻本保です。
何か置いている方、預けた方は、忘れ物が無い様お願いします。
 
大峰山下山の左への
案内立て看板
【下山(左・)の立札】
大峰山寺から松清茶屋までは、
事故が多い区間ですので集中力を高め、
安全第一でお願いします。

特に「お亀石」から200mほどの所に、
立て看板「左へ」の矢印が在ります。
右へ行けば油こぼしで、
事故が多い所に行きますのでご注意ください。


 
大峰山・松清茶屋
【松清茶屋】
大峰山・表の行場に入る前に預けた、
杖・かさ等、忘れないように下山して下さい。
 

大峰山・お助け水
【お助け水】
大峰山上りでは賑わっていた「お助け水。上りとは違い寂しげな雰囲気を感じる。
お助け水有難う。
 
大峰山下山の橋
【下山】
 大峰山下山、人気のない道を、こんなに歩いたのかと思いながら延々と歩く。
大峰山有難う、一歩一歩踏みしめる。
 
大峰山・女人結界門
【女人結界門】
赤ちゃんが、お母さんのお腹の中で、お母さんと共に、
10月10日の、大変な難行苦行の末に生まれる時に、
風景がもし見れるならば、
きっとこんな感じではないかなと、
安堵感が溢れて、暖かい気持ちが溢れて、
感謝の気持ちが溢れて、涙が溢れそうに成ります。 
                      有難う大峰山。 

大橋茶屋の駐車場 
【大橋駐車場にバス】 
大峰山を下山すれば大橋駐車場からバスで旅館まで乗せてくれますので、
大嶺講の貸し切りバス(他の講と間違えない事)に乗って下さい。
(尚、歩けば西儀旅館まで4km位あります。)

西儀旅館に到着すれば玄関ホールにまとめて荷物置いてます。
(出来れば、間違えないように荷札付けといて下さい。大嶺講・名前)
 
西儀旅館の大広間
【西儀旅館】
大峰山下山当日宿泊の西儀旅館での夕食は、瓶ビール1本お付けしてます。
ビールを飲まない方は、同額(600円)程度の飲み物と変えて下さい。
※その他のビール又飲み物は、各位自己負担(現金)でお願いします。
※西儀旅館では浴衣・タオル・歯ブラシ・歯磨きチュ-ブが出ます。

洞川の土産で有名な「陀羅尼輔丸」は、西儀旅館の向かい側に有ります。
また、西儀旅館玄関ホールにも夕食後位に売りに来ます。
西儀旅館玄関ホールに土産も売っています。
翌日の吉野でも土産は買えます。
大峰蛇之倉七尾山(標高約1400m)
※大嶺講の蛇之倉登山参拝・龍泉寺滝行は男子(10才以上)禁制。

清浄大橋大峰山遥拝所⇒ 母公堂大峰山蛇ノ倉岳龍泉寺滝行西儀旅館
 
大峰山・遥拝所
【遥拝所.】
大峰山登山参拝無事満行成就を祈願して読経。
ここから男性行者は、大峰山山上ヶ岳入山
女性行者大峰山蛇之倉岳へと向かいます。


大峰山・母公堂
【母公堂】
役行者の母君(白専女)の御真言には役君母公尊(エンクンボコウソン)。
役行者の母君は、役行者が大峰山で修行の際、ふもとまで見送りに来たと言われています。その役 行者の母君を祀り、安産祈祷所としても古くから、よく知られている。
また、母公堂は大峰山(山上ヶ岳)登山の玄関門。かつてはここに女人結界門があったといわれています。。
また母君(白専女)は、女性修験者の祖ともいわれ、役の行者誕生の地吉祥草寺にも、役の行者の母君とし、お祀りされていてます。

 
大峰山・蛇之倉岳
 【蛇之倉】
神秘の霊山・修験節律根本道場総本山

母公堂から洞川温泉側に進んだ所にあり、標高1400m程度のお山です。
大体、1時間少々で上ります。
登拝手続き後、麓の本堂から階段や九十九折りの坂道を40分程登って、孔雀門前の広場に到着します。
広場には蛇之倉の男性の山先達が、一通り、蛇之倉七尾山の事、奥之院閉鎖の理由などを説明し、奥之院入口の孔雀門前で勤行。
尚、陽明門(左図)から先は撮影禁止です。
更に上ると山頂のお洞窟に到着します。
お洞窟に入る前に、般若心経を唱え、無事を祈願。  
お洞窟に入れば、ろうそくの明かりを頼りに、次は、鎖のはしごを15mほど登り、3畳ほどの空間が御座います。 
天井の高さは5mほど。ここも勿論全く光は差しません。  僅かなろうそくの光の先には、岩壁に大きな人影のような形をした岩。その手には、子供を抱いているかの様に見えます。その岩壁の前の祭壇でお経を唱えます。
然しながらお洞窟は現在は閉鎖されておりますので、お洞窟の前で読経し下山します。
 
大峰山・洞川
龍泉寺
【龍泉寺・滝行】
洞川龍泉寺の「龍王の滝」での滝j行。
龍泉寺の女人禁制廃止に伴い、女性修験者の水行場として設けられたものです。
山の霊水を集めた滝は、老杉の木立に囲まれた神聖なお滝の行場です。滝場に脱衣所もあります。滝行用白衣貸して頂けます。有料500円。
参照:滝行の作法
大峰山  一人は皆の為に 皆は一人の為に
大峰山登山参拝 2日目 令和7年7月6日(日曜日)
起床(5:00:)⇒朝食(6:00)⇒洞川・龍泉寺参拝(7:00)⇒バス停留所・出発(7:20)⇒黒滝(8:00)⇒3大峰山護持院吉野桜本坊(吉野中千本バス駐車場9:00)⇒集合写真⇒問答⇒大峰山護寺院桜本坊本堂にて、大峰修行満行護摩供(9:30~10:30)⇒吉野・蔵王堂自由参拝(11:000)⇒太鼓判花夢・花夢で精進上げの宴会(12:00~14:00)。⇒中千本バス停留所出発(14:30⇒)かつらぎ(道の駅)⇒後一路、大阪に帰着(16:30~17:00)。
 
西儀旅館の朝食
【朝食】
大峰山参拝翌日の朝食は、出発当日の夕食と同じ広間です。
時間は前日お知らせしますので、時間厳守でお願いします。
食事後即出発出来るよう身支度下さい。
尚、ご飯はおかわり自由です。

朝食前に、玄関ホールに荷物を置いとけば、
西儀旅館の前から軽トラックで、
バスまで各自の荷物を運んでくれます。
但し貴重品は各自管理して下さい。
洞川地図⇒PDF
 
大峰山洞川・龍泉寺
龍泉寺
 大峰山参拝宿泊の西儀旅館から徒歩(10分位)にて龍泉寺(りゅうせんじ)まで行き、
本堂で経読み。

ご本尊 弥勒菩薩 ご真言 オンマイタレイヤソワカ

その後、徒歩(10分位)にてバス駐車場まで行きます。
バスで一路、吉野桜本坊まで行きます。
 
大峰山護持院櫻本坊山門
記念写真
櫻本坊
我々の属している吉野の大峰山護持院櫻本坊に到着。
全員で記念撮影。

その後、吉野聖天大祭等の大護摩供の際に、
我々山伏が行っている行者問答を、披露致します

その後、2列行列で階段を上り、踊り場のお不動さんで読経致します。
 
大峰山護持院櫻本坊
先達授与式
【先達授与式】
大峰山護持院桜本坊本堂にて大峰修行満行護摩供厳修。
後、先達・輔教授与式。
(院主様急用不在時は経読。)
桜本坊大広間にて休憩。
参考:先達輔教申請書
[変更]
平成28年より直会会場が吉野上千本太鼓判となり、バスも櫻本坊満行護摩供の際の中千本駐車場に、直会終わる迄駐車する事となります


その後二つのコースが有ります。
●徒歩で直会上千本太鼓判へ行く。
  11:00から入浴(有料)可。
蔵王堂参拝読経・吉野散策⇒吉野の地図
徒歩にて吉野商店街を通り抜けて蔵王堂へ。
後、徒歩で直会上千本太鼓判へ。
※徒歩困難な方のみ太鼓判マイクロバス。
 
吉野・蔵王堂
【吉野】
蔵王堂金峯山修験本宗 総本山 国軸山金峯山寺
本尊蔵王権現(三体)は秘仏となっています。

2004年7月に大峰山一帯が世界遺産として登録された際に、
10月1日櫻本坊主催の吉野聖天大祭が執り行われ、
写真手前で柴燈大護摩供厳修され、
行者問答(道場主:澤田 旅の行者:・鈴木)を承り行いました。

太鼓判での直会は12:00厳守でお願いします。
 
大峰山登山参拝満行直会
太鼓判
(宴席はイス席です)
【太鼓判での直会】
[御断り]平成28年より直会会場は下記となっています。
太鼓判花夢・花夢(タイコバンカム・カム)
奈良県吉野郡吉野町吉野山2041
tel 0746-32-3071/1108
カラオケ(無料)も用意しています。
 
道の駅「かつらぎ」
【道の駅 かつらぎ】
後バス、帰路途中トイレ休憩、道の駅「かつらぎ」。
駐車場にバスっ駐車。道を渡つて100mくらいにお店・トイレが在ります。
駐車場にもトイレ在ります。
後、一路天王寺へ。
 
大峰山登山参拝帰着場所
天王寺駅西側
(右にJR天王寺駅が見える) 
天王寺 帰着】
帰りの天王寺到着場所は、令和元年から、出発場所とJR天王寺駅をはさんで反対側に帰着します。大体毎年PM5時位です。
お札・寿司・財布・携帯電話等忘れない様に。
皆さん自宅に到着するまで、気をつけてお帰り下さい。有難う御座いました。

【参考】大阪バス:茨木観光バス  072-631-3117
大峰山登山参拝参加費
※下記クリックで発着場所・時間表示
大阪天王寺   発着 ¥23000円
大阪天王寺   発着 小学生  ¥16000円
 (大峰山出発・帰着イメージ図 PDF )
上記の料金には下記の内容が含まれています。
●大峰山登山参拝バス(当日天王寺~翌日天王寺)。
●大峰山洞川宿泊・料理一泊二食(夕・朝)。
●大峰山登山力(行場山先達)料。
●当日の大峰山山上ヶ岳大峰山寺本堂祈祷護摩料。
 (大峰山寺僧侶により護摩を炊いて頂きます)
●翌日の吉野での大峰山護持院桜本坊祈祷護摩料。
●翌日の吉野での大峰山修行満行祝いの宴会。
●損害保険(大峰山参拝バス車中)。
【ご注意】上記以外の損害保険は、参加者任意。
大峰山登山注意事項
◆大峰山(山上ヶ岳・蛇の蔵岳)登山は全て自己の責任において、油断する事無く、無事に参拝下さい。
◆滑りにくい履物である事。
◆各自雨具持参の事。
◆懐中電灯持参の事。
◆新客はサラシ(8尺)持参。
  (大峰山・山上行場で使用)
◆下記(PDF)印刷して、参拝時にお持ちください。
・大峰山 山上ヶ岳(PDF) ・御経・行場詩(PDF)
・大峰山洞川マップ(PDF)
◆出発当日の昼食(弁当又は大橋茶屋)は、 各自負担。
◆宿泊所ではタオル・寝間着有り、バスタオル無し。
◆雨を想定して替え下着を用意の事。
◆マジック(細)・・・護摩木・お札申し込み用。
◆先達は白衣・袴等山行衣装を着用の事。
大峰山参拝Q&A参照 
大峰山登山参拝申し込み・
大峰山登山予約の手続きの流れ
☆大峰登山参拝申込期限⇒【令和7年5月15日まで】 
大峰山登山参拝参加申込書に入力・送信
②当方より大峰山登山参拝予約受付メール
※稀に迷惑メールボックスに入る場合が有ります。
③当方より大峰山登山参拝参加再確認メール
 (大峰山登山参拝の年の5月初旬頃)
④大峰山登山参加費の振込み。
⑤当方より大峰山登山参拝参加申込み完了メール
電話・FAXで大峰山登山申し込み
TEL/FAX 072-851-1301
氏名・フリガナ・性別・生年月日・
郵便番号・住所・自宅電話・FAX・携帯電話・Eメール。
【大峰山お申込みに際してのお断り】
定員満席後は、キャンセル待ちと成る場合が御座います。

確実に、大峰山登山参拝を希望される方は、
出来るだけ早期に、お申し込みお願いします。

早期お申し込みの方には、大峰山参拝の年の、5月初旬頃、
再度確認メールを差し上げます。
この時点での申込み取消しは、
キャンセル料等、一切の御負担は御座いません。

大峰山キャンセル料金に関しては⇒コチラ
大峰山(大峯山)
 
大峰山・山上ヶ岳


大峰山・表の行場
西の覗き岩 
【大峰山(山上ヶ岳)】
女人禁制の修行の御山「大峰山」は、山の名称としては、大峰山脈(大峰連峰)山上ヶ岳であります。また、山上ヶ岳以外の大峰山脈の山々は、女人禁制を解かれていますが、総称として「大峰山」と呼ばれています。

大峰山(山上ヶ岳)は、現在も修験道修行の御山、女人禁制の御山として、山頂に大峰山寺が在り、大峰山護持院宿坊が在り、各茶店(休憩所)が在り、大峰山護持院より許可を受けた先達と、地元洞川「嶺務郎会(ねむろかい)」の大峰山の先達が、「西の覗き」等の各行場を、詩詠み、お参り等、大峰山の修行(登山参拝)を、先達(登山案内・指導)します。また、大峰山の麓の宿場町・洞川には大峰山護持院(五ヶ寺)の一寺、龍泉寺が在り、金峯山寺や大峰山護持院が在る吉野も、行者の法衣や法具・法螺等の店も多く、大峰山行者の修行を支え、修行の御山「大峰山」を御護りされています。

住所 奈良県吉野郡天川村大峰山上
 標高  1719m
※麓で標高900mくらいなので標高差約800m。
 開山・閉山  大峰山寺の戸開け(5月3日)が開山、戸閉め(9月23日)が閉山と成ります。
 アクセス(車)  参照⇒大阪からのアクセス
アクセス
(電車等)
近電車鉄 大阪阿倍野⇒下市口
※下市口の改札口を出て線路を渡り左へ行くlとコンビニが在る。(駅の改札口と反対側くらいの所に在る。)
奈良交通バス 下市口⇒洞川温泉
※尚、洞川温泉バス停向いに食堂、その右に洞川温泉観光協会が在り、右の細い通路裏にトイレが在ります。
タクシー・徒歩 洞川温泉駅からタクシー15分or徒歩1時間(約4km)
お天気 大峰山山上ヶ岳の天気
※雨の多い地域で、開山・閉山の間、6・.7・8月が登山のピークで、当講参拝(7月第一土曜日)も、梅雨の時期、雨が降らないのは5年に1度くらい。温度は大阪等より10度くらい低く、大峰山寺へ着く頃(15:00)には、2018年の様に気温10度を下回る場合も稀にあります。

※大峰山と大峯山、どちらが正しいのですか?と、よく質問が御座いますが、之は「異体字」であり、原則,音も意味も同じですが、字の形が違うだけです。また、峰と峯は、異体字の中でも動用事とも分類されます。
尚、当用漢字表には峰が載っており、大峰山が一般的と考えられます。
他方、宗教関係のときは峯がよく使われています。
峯は山の下の文字が神が宿る神木を示します。
その神木がある山は峯という意味です。
大峯山寺、大峯山護持院等で、お寺さんとして峯が使われています。
また、峯入り、大峯奥駈け等にも使われ、また大峯山と書く場合の「峯」は、「山久しくして平らかなり。」という意味も示しています。
 
大峰山山頂の
大峰山寺
【大峰山寺】
住所は、〒638-0431  奈良県吉野郡天川村大峯山(山上ヶ岳)山頂 大峰山寺。
大峰山(山上ヶ岳)の山頂(標高1719m)に、
大峰山寺(奈良県吉野郡天川村大字洞川494)が在ります。
修験道のご本尊、蔵王権現・不動明王・役行者神変大菩薩の三尊の他、
多くの仏像がお祀りされています。
秘仏(普段は御開帳されていません)秘密の役行者様がお祀りされています。
また大峰山護持院の僧侶により、護摩供が如法に厳修されます。
また朱印や九重のお守り等も販売されています。
大峰山寺本堂は、わが国の高所最大の木造建築物で、国の重要文化財で、
5月3日に戸開け、9月23日を以て戸閉めとなります。
大峰山護持院宿坊・茶店も、これに合わせて閉山・閉山と成ります。
 
大峰山護持院山上宿坊
【大峰山護持院宿坊】
住所は、〒638-0341奈良県吉野郡天川村大峰山上 櫻本坊参篭所。
大峰山(山上ヶ岳)山頂の大峰山寺の少し下ったところに、
大峰山護持院である五ヶ寺の宿坊が在ります。
護持院として御本尊がお祀りされています。
宿泊(有料)もさせて頂けます。
また裏行場の先達(有料)もお願い出来ます。
お経の本なども販売されています。
 
大峰山の宿場
夜の洞川温泉
【洞川温泉
住所は、奈良県吉野郡天川村洞川。標高は約820m。
洞川は、大峰山の宿場町として、奈良県吉野郡天川村、山上ヶ岳女人結界門から4km西に位置し、龍泉寺 、神秘の霊峰・蛇之倉七尾山 、一之行場 、母公堂 、 面不動 、名水・ごろごろ水、また、ごろごろ水で作られた名水豆腐も名物の一つ、 かりがね橋  、女人大峰・稲村ヶ岳 、五代松鍾乳洞 、修験道役行者所縁のお寺や行場等が在ります。また大峰山の漢方薬として有名な、陀羅尼助丸のお店も多く在ります。また、杖や傘、数珠なども販売されており大峰山の修行を支えてくれています。また、みたらい渓谷では川遊びの出来る場所もある。
参照:天川村天気情報
 
大峰山の修行を癒す
修験道の里・吉野
【大峰山修験道の里・吉野
住所は、奈良県吉野郡吉野町吉野山。また、大峰山脈 吉野山は大峰山脈の北端に位置する高城山(標高698m)から奥千本付近までの総称でもあります。
大峰山(山上ヶ岳)から約20kmに修験の里・吉野が在り、金峯神社(奥千本)、金峯山寺蔵王権現)や大峰山護持院等が在ります。毎年10月1日に吉野聖天大祭大峰山護持院櫻本坊で行われ 、義経伝説の吉水神社 、勝手神社  、脳天大神龍王院、洞川と吉野の中間地点に 天河大辨財天社、 弁才天、が在り、吉野では毎年7月7日には、吉野蛙飛び祭りが行われ、吉野の桜は有名で多くの観光客が訪れる。また柿の葉寿司も有名でお店が点在しています。また、よもぎ団子も修行の疲れを癒してくれます。また、山伏衣装や法螺や法具等のお店が在り、洞川と同様に大峰山の修行を支えてくれています。

因みに、洞川・吉野の方々曰く、前鬼が御先祖であるのが吉野の方々で、後鬼がご先祖なのが洞川の方々との伝説もあり、大峰山・役行者に纏わる伝説も数多く残されています。

参照:吉野の天気情報
 
山上ヶ岳から右(南側)に、
大普賢岳などの
大峯奥駆道の山々



大峰山山上ヶ岳
鐘掛岩上より
【大峰山脈】
大峰山脈は、紀伊山地東部、奈良県南部に在り、北は奈良県吉野から南は和歌山県の熊野まで、紀伊山地の中央を南北にのびる全長50Kmほどの山脈で 、山上ヶ岳(171.9)稲村岳(1726)大普賢岳(1780)国見岳(1655)、,弥山(1895)八経ヶ岳(1915)釈迦ヶ岳行者還岳(1546)などを含む山々で、広義においては、これらの山々も「大峰山」と言えるが、山上ヶ岳以外の山々は、女人禁制を廃止しており、一般的に登山の御山と成っています。狭義においては、「大峰山」は、山上ヶ岳を指します。また、修験道修行の根本道場は「大峰山(山上ヶ岳)」であります。

大峰山脈の位置関係としては、周囲は北方に山上ヶ岳と稲村ヶ岳、北東に大普賢岳と行者還岳、東に大台ヶ原山、南西に八経ヶ岳と明星ヶ岳があり、山頂南東部にある国見八方睨から各頂上を望むことができる。弥山の年間平均気温は約8度、弥山がある大峰山脈の年間降水量は約3500mmであり]、夏は多雨、冬は積雪が多く、山頂付近で樹氷が見られる。

また大峰山一帯は、1936年に吉野熊野国立公園に指定、
1980年にはユネスコの生物圏保護区に登録、
2004年、ユネスコの世界遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」の文化的景観を示す主要な構成要素として史跡「大峰山寺」「大峰山奥駈道」ほかが登録されています。
1936年  「吉野熊野国立公園」に指定
2004年07 ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録
1936年   「吉野熊野国立公園」に指定
2004年   ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録。

【大峰奥駆道】
吉野と熊野を結ぶ大峰山脈を縦走する、修験道の修行の道。国の史跡「大峰奥駈道」として指定され、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部でもある。
古来より。大峰山寺より奥の「靡(なびき)」に進むことを奥駈と云われていた。修行場は「靡」と呼ばれ、ひとつひとつに番号が割り当てられている。
熊野本宮大社の本宮大社の第一行所(靡)にはじまり、吉野川河岸の柳の宿の第七十五行所()に終わる。
大峰奥駆道は、熊野から吉野への「順峰」、吉野から熊野へを「逆峰」といい現在も修験者の修行の道と成っています。また、大峰山修験道では、青根ヶ峰より南を「大峰」、以北を「吉野」としています。
また、吉野山から大峰山脈を経て熊野の熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に至る約80kmの奥駆道の修験者の修行を、大峰奥駈修行と言います。
 大峰山(山上ヶ岳)の安全性


大峰山下山の階段



大峰山下山の階段
【事故は自己責任】
平成28年より大峯山寺発行「大峯山(行場)修行注意事項」に遵守致します。

【安全基本方針】

・雨天は裏行場は致しません。
・雨天は掛け岩は致しません。
重大事故があった行場は致しません。
・修行を強制・強要する事は一切致しません。
【秘密の行場】
事故の多くが、大峰山寺から下り、松清茶屋の間で起きています。
その原因として、体力的、物理的、精神的の三原因が、重なる事により、自身では気付かない間に、危険な行場と成っています。
1.精神的(心)
一応の行を終え、後は下るだけ、気がゆるみます。

2.物理的
(技)
登りは背を曲げ腰をかがめ重心が低く成るが、下りは背を伸ばし、足をのばし重心が高く成っています。
その事により、転びやすく、滑りやすく成っています。

3.体力的(体)

登りで可成り疲労が蓄積されており、何かを跨ぐにしても、足が上がっておらず、躓きやすく転びやすい。足に踏ん張りが無くなっており、簡単に転びやすく、滑りやすく成っている。

その他事故の要因として、考えられること
夕方18:30位には下山する事。
以後は暗くなり懐中電灯が必要。事故のリスクが高まります。
当講では、入山を11:00までに、大峰山寺でのお護摩を15:00~15:30
大体3時間で下山18:30と成る様修行させて頂きます。

また、大峰山は戸開けが、5月3日で、戸閉めが9月23日です。
それ以外は山上ヶ岳の山頂の大峰山寺、途中の茶屋は閉められています。
途中で事故が有っても誰も助けには来てくれません。
途中で歩けなくなっても、携帯も、つながりません。
また、枯れ葉や雪で道は、わからなくなり、滑りやすいです。
毎年の様に、主人が大峰山に行ったけど帰ってきません、という電話も御座います。
 大峰山 皆で登れば 怖くない
大峰山修経道
★紫灯大護摩供役割★
道場奉行長
道中奉行長
先導役
小斧師
講旗
法螺師
護摩幣
法斧師
法弓師
法弓矢持
法剣師
法剣持
承仕
法螺師
大導師
願文
願文持
経導(頭)師
太鼓
問答師



東京燈明寺平井聖天節分会
大峰山護持院櫻本坊直属大嶺講
令和六年年間行事概要

又は曜日
名称 場所 時間
1月  第二日曜 大嶺講新年のお護摩
講員で無い方も、他講の山伏の方も、参加は自由無料です。お気軽にお越しください。
吉野櫻本坊 午前10時
2月  第四日曜 大嶺講年初護摩供
講員で無い方も、他講の山伏の方も、参加は自由無料です。お気軽にお越しください。
二見波切不動尊 午前11:00
4月 第四日曜 大嶺講春季護摩供
講員で無い方も、他講の山伏の方も、参加は自由無料です。お気軽にお越しください。
二見波切不動尊 午前11:00
16日 出雲大社春季例大祭 大阪分詞 午前10時
5月 3日 大峰山寺戸開 大峰山寺 午前3時
第四日曜 瀧谷不動尊春季大祭 瀧谷不動尊 午前10時
6月 二週前r日曜 大峰山登山参拝御立護摩供
講員で無い方も、他講の山伏の方も、参加は自由無料です。お気軽にお越しください。
二見波切不動尊 午前11:00
7月 第一土曜
~日曜
大峰山登山参拝 JR天王寺東口 午前6:30
二週後日曜 大峰山登山参拝お礼護摩供
講員で無い方も、他講の山伏の方も、参加は自由無料です。お気軽にお越しください。
二見波切不動尊 午前11:00
年毎決定 大峰山奥駆修行 櫻本坊
9月   第四日曜 大嶺講秋季護摩供
講員で無い方も、他講の山伏の方も、参加は自由無料です。お気軽にお越しください。
二見波切不動尊 午前11:00
23日 大峰山寺戸閉 大峰山寺 午前3時
10月 1日 大峰山護持院櫻本坊
吉野聖天大祭
櫻本坊 午後13;00
16日 出雲大社秋季例大祭 大阪分詞 午前10時
11月 第四日曜 大嶺講年納め護摩供
講員で無い方も、他講の山伏の方も、参加は自由無料です。お気軽にお越しください。
二見波切不動尊 午前11:00
 ※大嶺講護摩供は一般参詣、他講行者、参加は自由無料です。
2020大峰山とコロナの流行
 
大峰山護持院山上宿坊    
500円40
大峰山修験行者X略歴 
【大護摩供】 安岡寺 四天王寺(初庚申) 瀧谷不動尊 吉野聖天 平井聖天 
出雲大社
 宝塚聖天 
 西大寺初午) 高野山南院  射矢止神社 巴陵院
二見波切不動尊(一般参詣自由無料・行者参加自由無料。)
【交通参考】南海電車 京阪電車 阪神電車 山陽電車(東二見)
たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日私は修行する
 行者X  基日(2016.01.01) 歩行(29,930km)
今日はどんな自分に会えるやら
  御経(3,039巻)
   問答・法斧・法弓・法剣(5,869度)
 基日(2015.01.01 ) 前方便・紫灯護摩・火生三昧(3,312度)
大峰山(大峯山)の山伏
心・技・体の修行 実験・実修の修行 修験の道 善の道
【大峰山の山伏入門】
心・技・体の修行 
大峰山の山伏の修行は、厳しい修羅の修行と、いわれています。その先に在るのは、菩薩、仏の世界です。ここで悟り解脱できなければ、地獄・餓鬼・畜生と、六道を輪廻します。大峰山は六根清浄、心性を清浄にして、自然界と一体に成る、験徳の修行と、いわれています。

大峰山の山伏に成る
には、大嶺講の大峰登山参拝に、3回参加された方で、山伏として法衣着用等、修行を許可する証として、男性は先達、女性は輔教を、ご希望の方は、講より大峰山護持院櫻本坊様に、ご推挙させて頂きます。
※大峰登山参拝3回参加は、3回連続でなくとも可
【大峰山の開山・修験道の開祖】

修験道の開祖役行者は、今を去る千三百有余年以前、舒明天皇の時代に御誕生あらせられ、葛城の山々金剛山二上山等で厳しい修行をされたと伝えられています。また行者問答には大峰山(山上ヶ岳)の山頂の湧出岩にて修行満願にあたり、金剛蔵王大権現が出現し、感得を得て大峰鎮護の本尊と成す、と御座います。以来大峰山(山上ヶ岳)を、修験道の根本道場に定められたと伝えられています。

母は白専女(しらとうめ)、役行者が大峯修行の際は、ふもとまで見送りに行かれたといわれる。それが現在母公堂の由来であります。また息子の役の行者の、命懸けの修羅の修行、奇跡の偉業、御開山を支え見守りながら、自らも息子の無事を祈り、慈悲の行、菩薩の行をなされたと伝えられています。また、櫻本坊様にお祀りされている母公像は大変厳しいお顔をされています。ただ優しいだけの母ではなく、役の行者が何か事あれば、自らも御覚悟を決められた激しい情念を感じ、息子役の行者と共に修羅の行をなされた事を感じさせられます。また、白専女は女山伏の祖ともいわれ、【輔教】は、たすけおしえるの意味が御座います。また伝説では役行者68才の時に母君を鉄鉢に乗せ深山の岩上より渡天せられたとあります。その後、空海や空海の弟子の聖宝(修験道中興の祖)に引き継がれました。また光格天皇より神変大菩薩の諡号を賜りましたと伝えられています。

【ご開山とは】
その当時のお山、開かれていないお山は、神山といはれ、足を踏み入れる者は、
天罰が下り、生きては帰れないと、いわれていました。
役行者は、迷信や常識には、一切他われず、六根清浄・心性清浄で、天地の神と同体に成り、
修羅の修行に、お母様と共に挑まれ、ついに御開山の奇跡を成就されたと伝えられています。
大峰山山上ヶ岳の表の行場の一つ、西の覗きでは、逆さに吊るされ、「親を大事にしてるか」「親の言う事よう聞いてるか」と問われます。「そんなもん知るか」等と言おうものなら、更にずり落とされます。それは親を大事に出来ない者が、家族を、友を、仲間を、ご縁の方を、真に大切にする事はない、大事にする事は無く、自身の人生も輝やく事はないのであります。それが大峯修行が験徳の修行といわれる由縁で御座います。
ご開山、勇気をもって未来を切り開く、未来へ善進する修行、実験実修の修験道の、根本精神で御座います。

【山伏・優婆塞の歴史】
役行者は、役小角(えんのおづぬ)、役優婆塞(えんのうばそく)とも呼ばれています。三重県の忍者博物館には、役優婆塞として忍者の祖との説もある事が説明されています。
優婆塞即ち在家にして仏法修行を許されたる行者、役行者は出家しての僧侶では無く、優婆塞と伝えられています。
それは、仏教伝来が日本書紀によれば西暦552年に、百済より伝えられています。
役行者は、約1365年前即ち、西暦651年、仏教伝来から約100年後にご誕生されたと言われています。
また鑑真和上が、754年に来日されています。
つまり授戒、僧侶制の始まりが754年と成り、役行者誕生から約100年後と言うことに成ります。
役行者から100年後、優婆塞として大峯山等で修行をしていた空海(弘法大師)が、中国へ渡るのに必要に成った僧籍、僧侶に成られたお話と、符合致します。また真言宗系の影響を受けた流儀を当山流、天台宗系の影響を受けた流儀を本山流と呼び、明治以前には真言当山流であり、大峯山護持院櫻本坊では、大師堂があり弘法大師がお祀りされています。
また、空海の弟子にあたる聖宝(理源大師 )、空海から約400年後、修験道の中興の祖といわれ、修験道は真言宗の影響を強く受けています。つまり修験道役行者は空海に影響を与え、修験道は空海真言宗に影響を受けたということに成ります。

【近年】
明治には廃仏毀釈、神仏習合、神童を推し進められ、
明治7年(1874年)には、明治政府により修験道が禁止されています。
金峯山寺(金峯山に点在する寺院群の総体)は、一時期、廃寺となり復職神勤します。
其の後、戦争の時代、昭和14年(1939年)9月第二次世界大戦の始まり、
、同19年(1886年)に天台宗末の仏寺として復興。
修験道本山流はこの時期の天台流儀であります。
昭和20年(1945年))の敗戦終結。
昭和23年(1948年)には、蔵王堂(国宝)を中心に、金峯山修験本宗が立宗されています。

【修験道の修行】
行者問答には修験道とは、
「修とは苦修練行、験とは験徳の儀なり。
即ち、深山幽谷に分け入り、苦修練行の功を積み、
自身の本源を悟り、即身即仏の験徳の儀を表すをもって
修験と名付く。また道とは、一宗一派に偏せず、諸宗能通の儀にて候。」
と御座います。

大峰山山頂に大峰山寺が在り、その大峰山寺での護摩供、戸開け・戸閉め等の儀式、大峰山を護持運営されている大峰山護持院が在り、その護持院が行者講社本部と成り、行者講社の推挙により先.達・輔教(山伏・行者)の許可証が授与されます。現在の山伏の修行に大きくは、山の修行と里の修行在り。山の修行・大峯山入峯修行、先達としての修行。里の修行・柴燈大護摩供、行者としての修行、お経・法螺・太鼓、行者作法等の修行。護摩壇設営や御幣等の修行が行われています。

【修行の基本の教え】
修験道は神仏習合の実験実修の教えといわれ、仏教道教の影響を強く受けています。
基本のお経はお釈迦様のお経・般若心経です。
優婆塞山伏の修行の基本は、帰依仏・帰依法・帰依僧であります。
これは仏教伝来、鑑真和上来日以来、秩序を守るための基本です。
また、十善戒があります。三学の教えもあります。
そして四諦のなかで自灯明・法灯明を忘れない事。
六道修行・解脱戒・定・慧・解脱を忘れない事。
波羅蜜胎蔵界・金剛界を意識するj事。宝の
を得る事。
そして与えられたご縁を大事にする事、感謝の気持ちを大事にする事と説かれています。
【大峰山護持院】
大峰山護持院とは、櫻本坊(金峯山修験本宗)、竹林院(単立)、東南院(金峯山修験本宗)、喜蔵院(本山修験宗)、龍泉寺(真言宗醍醐派)の5か寺である。うち龍泉寺は大峰山山上ヶ岳の麓の天川村洞川(どろがわ)に本寺があり、他の4か寺の本寺は吉野山にあります。

【大峰山護持院櫻本坊】
大峰山護持院 井光山五臺寺 吉野 櫻本坊の寺伝によると、初代神武天皇より数えて38代天智天皇の弟、大海人皇子は吉野離宮日雄殿にてご修行。 ある夜、山の中に満開の桜が咲き誇る夢をご覧に成られ、翌朝めざめられ前方の山を見上げると、冬だというのに夢そのままに一本の桜が美しく堂々と咲いていました。大海人皇子は不思議に思われ、修験道開祖役行者の高弟の角乗に夢判断を命じられ、角乗は「桜の花は日本の花の王。この夢は殿下が天皇の位につかれるよい知らせでしょう」と答えた。翌年(673年)、壬申の乱に勝利し、大海人皇子は40代天武天皇となられました。即位後その桜の下に一寺を建立され「櫻本坊」と名づけ、角乗を住職に迎えられました。今日では、勅願所であり、修験道の根本道場として存しておられます。

また、毎年の当講参拝の満行のお護摩、先達の授与。また夏の大峰奥駈修行、また聖地巡礼をはじめ、聖天尊、釈尊、地蔵尊などの法要等が行われます。


尚、当講(大嶺講)は大峰山護持院櫻本坊直属の行者講社であります。
毎年、7月の第一土・日曜日の大峰山入峯修行
明石二見の波切不動尊では、年間6回護摩修行を開催しております。
また、大峯山護持院に先達号及び袈裟法螺等の所持を許可された修験道山伏・行者(在家信徒)で構成される信徒会の会員であります。
毎年5月28日には瀧谷不動尊、10月1日には吉野櫻本坊において吉野聖天柴灯大護摩供が櫻本坊院
主大導師の元厳修されます。
【最新更新 2024年11月20日(水)16:20
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 大峰山山上ヶ岳 出迎え不動明王



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