大峰山ようお参り 陀羅尼助丸
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大峰山の宿場町洞川温泉では、数軒の陀羅尼助丸のお店があり、常備薬として、また名物として根強い人気が御座います。当講の大峰山登山参拝の際も1日目の夕方に西儀旅館の向かいのお店から販売に来てくれます。
陀羅尼助の由来は、強い苦みがあるため、僧侶が陀羅尼を唱えるときにこれを口に含み眠気を防いだことからと伝えられる。陀羅尼助は和薬の元祖ともいわれ、伝承によれば、1300年前(7世紀末)に疫病が大流行した際に、役行者(役の小角)がこの薬を作り、多くの人を助けたとされる。古くは吉野山(吉野町)および洞川(どろがわ、天川村)に製造所があり、吉野山や大峯山への登山客、行者参りの人々の土産物となっていた

陀羅尼 (だらに)とは、梵名ダーラニー  (धारणी [dhāraṇī])とは、仏教において用いられる呪文の一種で、比較的長いものをいう。通常は意訳せず(不翻)サンスクリット語原文を漢字で音写したものを各国語で音読して唱える。

丸薬状にしたものは、陀羅尼助丸であるが、服用のし易さから現在ではこちらが製造の主流となり入手が容易である。

大峰山、洞川の宿場には、陀羅尼助丸のお店が、たくさんあります。
当講講山定宿にも、毎年銭谷さんが来てくれています。
一般的な効能は胃薬ですが、なかには風邪をひいた時に飲んだりする方もおられます。
もともと風邪薬はなく、症状の緩和しかなく、本来の免疫力で風邪は治るらしいです。
また、お医者さんの先達さんが、お母さんにと買っていかれたりもしています。