大峰山修験道について | ||||||||||||||||||||||||
大峰山修験道とは、 役行者は、大峰山においては蔵王権現を、葛城山においては法起菩薩を感得され、山岳抖藪の実践行を通じて得られたという神通力によって、人々を済度してこられたといいます。 日本古来の山岳信仰に、役行者に代表される山林修行者たちによって、仏教や道教・儒教など外来の宗教が結びつけられ、次第に組織・体系化されたのが、「修験道です。 一般社会において煩悩欲に塗れた自身を見つめ直し、 忘れていた自分、見失った自分に気づかされ、 六根清浄懺悔懺悔、心清浄にして、 仏の心、仏の大慈大悲の心に学び、 生きながらにして、仏の心に近づかんとする修行であります。 又、過去、現在、未来の三世において、 あらゆるものが因果で繋がり、 この森羅万象の全てが感謝の対象の御本尊であり、 自身、親、先祖、夫婦、子孫、縁者、全ての与えられし御縁に感謝し、 天下泰平を願い、世界の平和を祈念し、 世を善道に務め導くものであります。 |
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