金精明神(こんしょうみょうじん) | |||||||||||||||||||||||||
大峰修験護摩供祈願対象の神様。 金峯神社(きんぷじんじゃ)は 奈良県吉野郡吉野町吉野山(奥千本の東の山)の、鳥居横の案内看板には以下の説明がある。 「この神社は金山彦命を祭る吉野山の総地主の神で、一名金精明神(こんしょうみょうじん)ともいって、古くから信仰を受けてきた式内社です。金峯というのは、この辺りから大峰山へかけての総称で、古来地下に黄金の鉱脈があると信ぜられて、宇治拾遺物語その他にも、この山に登って黄金を得たという話があります。」 金峯神社(きんぷじんじゃ)は、吉野山最奥の青根ヶ峰のそばにあり、吉野山の地主神を祭る。式内社(名神大)で、旧社格は郷社。 境内はユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の構成資産の一部。 創建の経緯などは不明である。『栄花物語』には藤原道長が詣でたことが記されている。明治以前の神仏習合時代には「金精明神(こんしょうみょうじん)」と呼ばれ、本地仏は阿閦如来、釈迦如来、大日如来(金剛界)とされていた。金精の名は金峯山は黄金を蔵する山という信仰があったことが背景にあると思われる。 |
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