竹林院 | |||||||||||||||||||||||||
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山号:常楽山 本尊:不動明王 創建:推古天皇代 開基:聖徳太子 宗派;単立(無所属) |
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竹林院は、聖徳太子が吉野山に来訪した折りに、護国の寺として建立したという「椿山寺」がその創始とされている寺院です。南北朝も終わろうとする頃、後小松天皇の勅命によって竹林院と改称し、以来、大峯修行の拠点、修験者達の宿坊として、護持されてきました。竹林院二十三代住職尊祐(そんゆう)は、弓術をよくしたといい、「弓道竹林派」という一派を立てるなどしています。 護摩堂裏に広がる庭園は「群芳園(ぐんぽうえん)」といい、室町期に住職祐尊が作庭したものを、千利休あるいは細川幽斎が改修したものと伝えられ、大和三庭園の一つに数えられるほど見事な景観を持っています。 いま、竹林院は宿坊寺院と言うよりも観光旅館として、吉野におとずれる人々を迎えています。 |
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